Sries.11Pilot 【レッド・ジョンの影】
プロゴルファーのプライスは、自宅で妻アリソンと主治医タネンの遺体を発見。CBI(カリフォルニア州捜査局)の捜査コンサルタント、パトリック・ジェーンは捜査に同行し、犯行現場に向かった。プライス邸内の壁に連続殺人犯レッド・ジョンのトレードマークであるマークが壁に描かれていたからだ。レッド・ジョンはジェーンの宿敵なのだ。
妻と不倫していた弟が犯人?ではなく、主治医の同僚が犯人。タネンを殺すのが目的でゴルファーの妻はミスリードの役割。レッドジョンの仕業に見せかけた冷酷な殺人だった。(ジェーンの回想場面あり)○この犯人はシリーズ3-8に再登場。
Sries.12Red Hair & Silver Tape 【赤毛と銀色のテープ】
女子高生が遺体で発見される。ジェーンは遺体の状況から、地元の人間の仕業だと推測。性的暴行が目的で誘拐したが被害者が騒いだため、おとなしくさせようとして誤って殺したと考える。被害者は地元の高校生のメアリーだと判明。ジェーンは、メアリーの部屋の様子や、天井に貼ってあった右側の破れた写真を見て、彼女には秘密の恋人がおり、恋人の名前が「H」で始まると推測する。
女子高生がアルバイトをしていた店の店主夫婦が犯人。変質者の夫に妻が共謀していた。
Sries.13Red Tide 【赤潮】
ビーチで15歳の少女クリスティンの遺体が発見される。死因は溺死でサーフィン中に死亡したものと思われたが、肺にたまっていた水は汚水で塩分はないことから、別の場所で溺死させられたあと海に捨てられたらしい。ジェーンたちは、クリスティンのサーフィン仲間のウィンとホープから話を聞く。すると彼らは、クリスティンを最後に見たのは3日前の夕方で、サーフィンをしていたと話す
サーフィン仲間全員が犯人。未成年なのに酒を飲んでパーティーをやっているところを警備員に見つかりもみあっているうちに殺してしまう。クリスティンは警察に届けるべきだと主張したため仲間に殺されたのだ。
Sries.14Ladies in Red 【紅の涙】
ジェイソン・サンズ邸から、ジェイソンが行方不明になる。ジェーンは書斎の様子から、ジェイソンが書斎の隠し部屋にいると確信。暗証番号を打ち込み隠し部屋を開くと、中でジェイソンが死んでいた。ジェーンは、犯人が隠し部屋の暗証番号を聞き出そうとジェイソンを拷問し死なせたものと考える。
犯人は妻。弁護士と組んで夫を脅し、金のありかを聞こうとしたが失敗。浮気相手のほうはフェイク。
Sries.15Redwood 【アカスギの森】
森で車と女性の遺体が発見される。被害者は地元住民のカーラ。さらにその親友ニコールが行方不明になっていた。前日の夜はニコールとその恋人の婚約パーティーが開かれており、ニコールとカーラは一緒に車で店を出たあと足取りがつかめていない・・・。ニコールが何者かに車で連れ去られ、その犯人はニコールの遺体捜索チームに参加していると、ジェーンは推測する。?
カーラを殺したのは保安官助手。前からニコールが好きで結婚前にレイプしようとしていたが、急所をけられ逃げられた。ニコールは記憶喪失状態だったが、ジェーンにより記憶をとりもどす。たまたま犯人と同行していたリズボンがあやうく殺されるところだった。
Sries.16Red Handed 【冷血】
ネバダ州とカリフォルニア州の州境で、切り落とされた右手の手首が発見される。手のひらには43という数字が書かれており、指紋から犠牲者の身元はネバダでホテルとカジノを経営しているジム・マイヤーと判明。ジムの家族は、妻のアンと娘のジェシカ、その夫のダニエルだ。ダニエルはジムのカジノのハウス・プレーヤーで、大金を賭ける上客、通称「クジラ」の相手を任されていた。
犯人は弟のダニエル。ギャンブルで負け続け、とうとう自分の妻を賭け金代わりに差し出す始末。それを知ったジムが激怒しもみ合いの末殺した。
Sries.17Seeing Red 【朱をそそぐ】
女性が車にひかれ、現場検証をしているとクリスティーナと名乗る女性が現れる。自分は被害者ローズマリーのスピリチュアル・カウンセラーで、事件が起きる前まで、自宅でローズマリーの亡き夫と交信していたと話すクリスティーナ。その際、ローズマリーに危険が迫っているという夫からの警告を伝えたばかりだと言う。ジェーンは、クリスティーナに対する猜疑心をあらわにする。
クリスティーナ・フライ登場。ローズマリーは娘にひき殺された。
Sries.18The Red Line 【赤信号】
カリフォルニア州デービスのモーテルで銃殺された男女の遺体が発見される。被害者の女性パトリス・マティガンの手のそばに、車のキーが落ちており、床には食料品や粉ミルクの入った袋が落ちていた。その状況からジェーンは、パトリスはモーテルに立ち寄っただけと推測。パトリスの持っていたキーで車を開ける。すると中には女の子の赤ちゃんが乗っていた。
保安官の息子が犯人。父親が浮気をしていると勘違いし、現場に踏み込んで二人とも殺すことになってしまった。
Sries.19Flame Red 【真っ赤な炎】
マルケサという町で放火殺人らしき事件が起きる。燃焼促進剤は取り扱いの難しいエチルエーテルが使用され、タイマーと水銀スイッチで点火させるなど手が込んでいた。被害者はリッチ・ガルシア。地元の警官でガルシアの戦友ピラーは容疑者の一人になるが、自宅に火をつけられ殺されそうになったことから、容疑者から外れることに。ピラーを火事から救い出したリグスビーは負傷し・・・。
犯人はトミー。あほなフリをしているが白鯨をよむほど利発な殺人者。
Sries.110Red Brick and Ivy 【赤レンガの虚栄】
リーランド大学のシンポジウムで、壇上に立った男が水を飲んだ直後に死亡する。男性は同大学の教授ネルソンだった。ネルソンと同じストゥッツァー研究所の研究員でジェーンの知り合いのソフィーはネルソン殺しの疑いをかけられる。ソフィーはネルソンと結婚していたのだが、離婚後にネルソンに対する暴行罪で逮捕されていたからだ。しかしジェーンはソフィーの無実を信じる。?
学長が犯人。道徳エンジンが機能していないことがばれると大学の存続が危ういから。
Sries.111Red John's Friend 【レッドジョンの友人】
レンフルー邸の寝室でレンフルー家の使用人マリスカの娘アンディーンの遺体が発見される。寝室が中からカギが掛けられている状態だったことや物的証拠から、発見時、遺体のそばにいたジャレッド・レンフルーが有罪判決を受ける。1年後、ジャレッドは刑務所で服役していた。そこへジェーンが現れる。レッド・ジョンを逮捕できるだけの情報を持っているというジャレッドに会うためだった。
●ジャレッドの無実を証明し釈放して連行する際にレッドジョンに殺される。いつも連行の際に不手際がある。寝室の密室トリックは意外とちゃっちい。
Sries.112Red Rum 【レッド・ラム〜殺人】
森で16歳のコーディの遺体が発見される。遺体の周りに置いてあった小道具から、魔女の儀式によって殺されたのではないかと思われた。コーディの両親の話によると、コーディは自称魔女のタムジン・ドウヴの飼い猫を殺したせいで、ドウヴに殺しの呪いをかけられていた。ジェーンたちは、ドウヴに会うが、ドウヴは、飼い猫を殺したコーディは死んで当然と言う。
犯人は父親だった。日ごろから父親に虐待されていた兄弟。兄はついにぶちきれて殴りかかったが逆に父が殴り殺した。
Sries.113Paint It Red 【血塗られた絵画】
A・P・ケイド石油のオフィスで男の遺体が発見される。被害者は社長のケイドの娘婿ハリー・ラシュリーで、社長室の壁から1点の絵が盗まれていた。遺体の発見者は従業員の女性デュエインで、携帯を取りに戻ったところ、廊下に横たわる遺体を発見したという。通報したのは別の従業員で警備責任者のフランク。ジェーンは、遺体の様子から、あることに気付く。
鑑定人として雇われていた女が犯人。模写を2枚つくらせて自分が本物を売却しようとしていた。本物と摩り替えようとしていたところをハリーに見つかって殺した。
Sries.114Crimson Casanova 【真紅の情熱】
高級スパの一室で女性の全裸遺体が発見される。被害者クレアは街の大物キース・ウォルコットと結婚していたが、浮気をしており現場の様子から愛人との情事後に殺されたと思われた。現場に落ちていた薬きょうの位置などから、犯人は正面のドアから侵入し発砲したこと、犯人は姿を消した愛人ではないこと、その愛人は銃で撃たれケガを負っているとジェーンは推測する。
犯人はスパの支配人。ひそかに愛していた彼女を傷つけているその男を殺す目的だったが誤ってクレアも撃ってしまった。
Sries.115Scarlett Fever 【口紅のメッセージ】
カントリークラブ周辺の高級住宅でパーティーが行われるが、そこでパーティーのホストであるスカーレット・マルケサが毒殺された。スカーレットの遺体を見たジェーンは、右目のマスカラが左目より濃かったことから、化粧直しの最中に毒を飲んだと考え浴室へ。するとそこにはお酒の入ったグラスと、口紅で書かれた「これでおあいこ」というメッセージが残されていた。
スカーレットは主婦仲間に麻薬を供給していた。犯人は薬が原因で死んだ娘のために報復殺人。
Sries.116Bloodshot 【血眼】
ジェーンの携帯電話に爆破予告のメールが送られてくる。ジェーンは「近く」というキーワードをもとに駐車場の車の中を捜す。すると時限爆弾と手錠をかけられた男を発見。男の額には「次はお前だ」と書かれていた。ジェーンは車を開けようとするが間に合わず、車は爆発し男は死亡。ジェーンは目に薬品が入り、目が見えなくなってしまう。
ヴァンペルトに近づいてきたダンという弁護士はジェーンがサイキックのときにかかわった女性の息子で自分の不幸の原因はすべてジェーンのせいだと思い込み復習を企てたのだった。ヴァンペルトの彼氏になる奴は皆とんでもないのばかり。
Sries.117Carnelian Inc. 【狙われたカーネリアン】
検事局と知事のオフィスに1通のメールが送られてくる。メールの内容は「ジョー・パブリック」という人物による殺害予告で、「今日の午前11時5分きっかりに北緯35度4分西経116度49分の地点で、傲慢かつ強欲なる者が死をもって罰せられる」というものだった。リズボンたちが該当する地点であるモハーベ砂漠へ行くと、午前11時5分に空から男が落ちてきて死亡する。
ある会社の研修会でつぎつぎと社員が死んでいく。犯人は社長だった。本当に殺したかったのは会社の不正をつかんだ秘書でほかはフェイク。
Sries.118Russet Potatoes 【血染めのジャガイモ】
カールという男が女性の遺体をCBIに引きずってくる。しかしカールは、女性の遺体をジャガイモだと主張する。ジェーンは、カールの様子から暗示にかかっていると判断する。暗示にかかっても、自分の人格に反することはしないため、おとなしいカールの性格から判断して、女性を殺したのはカールではないと、ジェーンは考える。
カールはダニエルが主催するセミナーで暗示をかけられて殺人を犯した。犯人はダニエルではなく、殺された女性の姉だった。愛されなかった女の憎しみは強い。
Sries.119A Dosen Red Roses 【12本の赤いバラ】
ハリウッドのある駐車場で、男の遺体が発見される。被害者のハンソンはカリフォルニア州議会の議員をしていたため、CBIが捜査することになる。前夜ハンソンは、ガブリエル・ファニングという映画監督と食事をしていたことが判明。ハンソンはガブリエルの映画に出資しており、ハンソンの妻で女優のフェリシア・スコットが主演、娘のシドニーも娘役として出演することになっていた。
ハンソンの妻が犯人。自分を主役にした映画の内容について出資者である夫と意見が対立したことが動機となり殺害。娘の恋人をそそのかし、殺させたのだった。
Sries.120Red Sauce 【レッド・ソース】
川辺で男の遺体が発見される。男は町のゲームセンターで働くエド・デイドリクソンと判明。情報によると、デイドリクソンは地元の子供たちにマリファナを売っており、その元締めがバイク乗りのタイニーという男と判明。さらなる調査で、デイドリクソンは妻のジーナと2年前に町へ引っ越してきたことがわかり、リズボンたちはデイドリクソンの家へ行く。するとジーナが銃を向けてくる。
妻が犯人。証人プログラムで警護についてた女捜査官と浮気をしていた夫に嫉妬。
Sries.121Miss Red 【ミス・レッド】
ソフトウェア会社ガイア・マトリックスのCEO、ジム・ガルブランドが行方不明との届け出が兄のキースからあり、後に死亡が確認される。兄のキースは、ガルブランドが死んだ場合、財産の一部を相続することになっており、殺す動機はあったが、事件の夜のアリバイが証明される。ガルブランドの親友でビジネスパートナーのリック・ブレグマンから話を聞くが・・・。
経理担当の男が犯人。障害者のフリをして車椅子を使っていたが靴のそこを見てジェーンが見破った。精神科医の女詐欺師や妻や共同経営者などが容疑者になってなかなか犯人にたどり着けない。
Sries.122Blood Brothers 【血の結束】
森で少年の遺体が見つかる。被害者ジャスティンは付近にある個人経営の学校「ブライト・アーチ」に通う生徒と判明。足首には追跡装置をつけていた。ジェーンは遺体と周囲の状況から、ジャスティンが発見場所に近いところで生き埋めにされていたと推理。付近を捜すと人が入れるほどの大きな穴が見つかる。さらに穴の周りの岩に、「Z」という文字がペンキで書かれており・・・。
犯人はブライト・アーチの生徒エリオット。自分が支配していたこの特殊学校内でジャスティンは思い通りにならなかったから殺した。わがままな悪がき。
Sries.123Red John's Footsteps 【レッド・ジョンの足跡】
サンアンジェロの州立公園で女性の遺体が発見される。ジェーンは、遺体の状態からレッド・ジョンの犯行だと確信する。リズボンは最初偶然だと言うが、現場の上空で、ジェット機がスマイル・マークを描くのを見て、考え直す。ただジェーンは、空にスマイル・マークを描くのは今までの手口とは違うため、ほかの誰かが事件に関わっていると考える。
●レッドジョンはエマという女の子を殺し、空にスマイルマークを書かせた。★ロザリンド★という盲目の女性登場。ロザリンドはレッドジョンに会っているが、とてもやさしいいい人だと信じて疑わない。レッドジョン(ロイという名前だと思っている)は180cmでそれほどごつくなく華奢でもない、髪はまっすぐで短い。半年付き合ったが突然来なくなった。好きな曲はバッハ。感謝祭にデュマールという友達を連れてきたことがある。デュマールの正体は実は地元の保安官ハーディー。レッドジョンの共犯者の息子。ジェーンはそれを見抜いてレッドジョンをおびき寄せようとするが・・・
Sries.21Redemption 【贖罪】
ある事件を解決後、CBIに戻ったリズボンとジェーンは、ミネッリから捜査のやり方について叱責を受ける。またリズボンのチームは「行き詰っている」としてレッド・ジョンの件からはずされることになり、代わってリズボンの元上司サム・ボスコ捜査官が担当になる。憤慨したジェーンはCBIを辞めると言い出すが……。
アパートで女性の死体が見つかる。身元不明だったが部屋にあった写真からモニカと判明。勤め先の印刷会社から大金を横領し逃亡していた。犯人はその印刷会社の会長。自分の横領を隠すため罪をかぶせ報酬を払って逃がしていた。
Sries.22The Scarlet Letter 【緋文字】
橋の下で女性の遺体が発見される。女性はクリスティン・マーリー。メリンダ・バトソンという女性議員の秘書で、メリンダの夫エリオットと不倫の噂があった。ジェーンとリズボンは、メリンダとエリオットの話から、クリスティンは継母とうまくいっておらず、クリスティンが姿を消した日に、継母から何度もクリスティンに電話がかかってきていたことを知る。
メリンダが犯人。メリンダはレズビアンで夫はそれを承知で政略結婚をしていた。元大物議員の父がクリスティンと関係を持っていると知ったメリンダはクリスティンと口論になり衝動的に殺害。父親がフィクサーを雇って死体を遺棄させていた。
Sries.23Red Bandage 【血塗られたバッジ】
リズボンはタナーの息子、ハーディー保安官の射殺事件以来、5週間にわたり、CBIの規則としてカーメン医師のカウンセリングを受けていたが、射殺した本人であるパトリックのカウンセリングは1回だけで終わったのに、なぜ自分は何週間も受けなければならないのか疑問に思っていた。そんな中、路地で男の射殺死体が発見される。その男は、リズボンがボスコの部下だったサンフランシスコ市警時代に逮捕したマクティアーだった。
カウンセラーが犯人。幼児性愛者を許せなかった彼は実際には自分が殺したにもかかわらず、カウンセリングでリズボンに薬を飲ませ暗示にかけて自分が犯人かもしれないと思い込ませた。
Sries.24Red Menace 【赤い脅迫】
田舎道で男の遺体が発見される。財布や時計などの貴重品がなくなっていたが、左腕のカフスは残っていた。男はゴードン・ホッジと判明。「シナー・セインツ」というバイカー集団の弁護士をしていた。ホッジは2週間前に麻薬所持で逮捕されていたが、不起訴になっていた。ホッジとセインツを起訴しても勝ち目はないと検察側が踏んだからだった。リズボンとパトリックはセインツのたまり場へ行き、セインツのボス、マクブライドから話を聞く。
ホッジの息子が犯人。運転をおしえてもらっているときにいらだった父親と口論になり殴って殺した。強盗に見せかけるよう母親が指示した。
Sries.25Red Scare 【赤い恐怖】
ある屋敷の敷地内で男の遺体が発見された。男は屋敷の2階の窓から放り投げられ死亡したものと思われた。彼の身元はアラン・フォスター。建築家で数か月前に屋敷を購入し、リフォーム予定だった。警備会社に確認したところ、前夜から保安官代理が駆けつけるまで、警備システムは正常に作動しており、何者かが侵入した形跡はなかった。保安官代理の話によると、この屋敷には、屋敷の最初の持ち主で建築主のウォルター・ベックワースのお化けが出るという噂があった。
ウォルターの孫が犯人。屋敷に隠された宝が動機。
Sries.26Black Gold and Red Blood 【ラメと赤い血】
サッター・バレーという田舎町の牧場で、地元の溶接工、カービー・ハインズが殺される。地主で、被害者の妻の父であるドゥーリー・ガーバーに向かって、その土地を取られたと訴えたこともあるテッド・ラスコムが噛みつき、最後にはナイフを抜いたのでチョウがその場で取り押さえる。最初、このテッドが、地主一家でもあるカービーを殺したのかと思われたが、カービーには3週間前、暴行を受けた跡が体にあり、その時期テッドは収監されていた。
義理の母親サンディーンが犯人。サンディーンはカービーと浮気していたが真実を暴露するといわれたために殺した。一方ジェーンはボスコを盗聴していた罪で投獄されるがまんまと脱獄して事件を解決したのだった。
Sries.27Red Bulls 【熱血】
ボスコのチームは、誘拐された資産家のミア・ウエストレイクという女性が捕われていると思われるオークランドの民家に突入する。するとそこにはリズボンのチームがいた。人質のミアはいなかったが遺体が発見される。その身元は、コリン・ヘイマーという資産家の息子で、3年前にサンフランシスコで誘拐され、身代金を支払ったあとに殺害されたものと判明。パトリックは、ミアの誘拐と似ていると指摘。ミネッリはリズボンとボスコのチームに、合同で誘拐事件を捜査するよう命じる。
誘拐はクレイジーヒルの仕業で、ベビーシッターが内通者であることをジェーンが見破って人質は無事確保された。ボスコのリズボンへの愛はかなりマジみたい。いずれ死の直前にお互いに認めることになるけれど。
Sries.28His Red Right Hand 【彼の赤い右腕】
霊廟に死体が捨てられており、州の墓地だったのでCBIが呼ばれた。CBIに戻り、ボスコのオフィスを訪れるとヒックスをのぞきチームが全員撃たれていた。ボスコのみかろうじて息があり、搬送される。すぐリズボンらが捜査にかかるがパトリックは霊廟の死体の身元を気にする。死体の身元はタウレン・モーニング。パトリックは飛び出し、リズボンとチョウが後を追う。モーニング医師のオフィスにはヒックスが殺されており、レッド・ジョンのマークが描かれていた。
●ボスコたちを撃った犯人は以外にも・・・。そしてまたもや犯人護送中にレッドに消される。レッド・ジョンの最初の犠牲者殺害の際に予期せず現れた男を殺したときにあわてて残してしまった痕跡を消去するため遺体とDNAなどの検査結果をすべて持ち去った。
Sries.29A Price Rubies 【ルビーより高し】
CBIは、ドーヴァートン宝石店のオーナーのエスターに資金集めパーティーを主催してもらう。パーティーが行われている間、ドーヴァートン宝石店に強盗が侵入。大量のダイヤが盗まれ、居合わせたエスターの夫カール・ウォードが強盗に撃たれて入院する。エスターの甥ジョージとトムの話から、カールは元プロテニス選手で、エスターとはテニス大会で出会い結婚したことが分かる。パトリックは、エスターと結婚して家業に加わったカールに対して、ジョージとトムがよい感情を抱いていないと考える。
エスターの甥のトムが犯人。計画的な犯行の割には動機があまりしっくりこない。
Sries.210Throwing Fire 【炎の剛速球】
野球のスカウトマン、バーニー・スループが自宅で、頭をバットでたたき割られて殺されていた。遺体を見たパトリックは頭にファウルボールが当たり、失神。その後、意識を取り戻すが、パトリック自身は自分が父親と共にインチキ霊能力者のショーをやっていたころのエピソードをたびたび思い出すことになる。
年齢を偽って息子にスカウトを受けさせようとしていた父親が犯人。バーニーにそれがばれてしまったが見逃してもらえなかった。
Sries.211Rose-Colored Glasses 【バラ色のメガネ】
男女の遺体が発見される。車の中で正装姿で死んでいた2人はセルビー・ヴィッカーズと妻のジャナと判明。パトリックは服装や乗ってる車などから、2人が同窓会に行く途中だったと推測する。実際その夜に、地元のランチョ・ローザ校の同窓会が開かれていた。 同窓会会場へ行ったパトリックとリズボンは、卒業生たちから話を聞く。
高校時代に同級生を女子更衣室で裸にして全校生徒に暴露し、その生徒の人生を破滅に陥れた。そのときの証拠写真をネタにゆすられたので、夫婦ともに殺した。
Sries.212Bleeding Heart 【血を流すハート】
サルター町の複合施設の着工式で女性の死体が掘り起こされる。死体は町長のアシスタント、マーサであり、犯行は自然保護のためにはテロ活動も辞さないジャスパーの仕業に思われた。
犯人は地元のテレビ局のディレクター。町長のアシスタントマーサは町長の収賄の証拠を持っていたがそれを渡そうとしなかった。争っているうちに殺してしまった。
Sries.213Redline 【レッドライン】
高級車を扱うカーディーラーのゼニス・モーター主催のパーティーで、車のトランクから女性の遺体が発見される。女性はゼニスの販売員リゼル・ダグラスと判明。ゼニスでは半年ごとに販売員の成績を出しており、給料は歩合制。パトリックは販売員たちが強い競争意識を持っている点に着目する。
犯人は同僚。大金持ちのマッシュバーン登場。そっちのほうがおもしろい。
Sries.214"Blood In, Blood Out" 【ギャングの血】
チョウの「エイボン・パーク・プレイボーイズ」というギャング時代の親友が殺される。親友のデーヴィッド・ソンは、チョウがギャングを抜けた直後、チョウの銃を持って捕まり、15年の刑を食らい、半年前、12年で仮出所していたところだった。ここ数日チョウに電話をかけ、留守電に「助けてくれ」とメッセージが残っていたが、チョウはかけ直さなかったのだ。
デーヴィットを殺したのは清掃会社の同僚だった。デーヴィットが盗んだ顧客のパスワードを横取りするため。
Sries.215Red Herring 【レッドヘリング〜おいしい罠】
リゾート施設で料理コンテストが行われる。主催者はデュースターバーグで、有名なシェフたちが競うことに。そのコンテスト中に優勝最有力候補のジェフリーが死亡。ある女性シェフが州議会議員の父親のコネを使い、CBIが捜査することに。
ジェフリーのアシスタント、イライザが犯人。単なる痴情のもつれ。
Sries.216Code Red 【コード・レッド】
生物兵器の解毒剤を研究する施設に勤める女性研究員アリシアからパトリックあてに直接「殺された」と電話がかかってくる。密閉された研究室の中に「クリプトハンザB」というウイルスがまかれ、いつも朝一番に来るアリシアが感染したのだ。このウイルスをまいた犯人は恐らく、事前に飲めば効く解毒剤を飲んでおり、アリシアはあと数時間の命だった。
生物兵器を横流ししようとしていた上司が犯人。解毒剤があるのにアリシアを救えなかったのはなぜ?
Sries.217The Red Box 【赤い箱】
カメラマンのホッパー・バンクス邸で男性の遺体が発見される。遺体の身元は、IDによるとジェームズ・スミッソンというイギリス人男性だったが、遺体を観察したパトリックは、ジェームズは経歴を偽っていると指摘する。ジェームズはバンクスの娘レイニーの家庭教師で、数ヶ月前にバンクス邸の離れを借りていた。パトリックはその離れで赤い箱を発見。中には何も入っていなかった。死んだと思われたジェームズだったが、いきなり息を吹き返し脳死状態で病院へ運ばれる。
私設警備の元刑事バンビーノが犯人。スミッソンが大英博物館から盗んだ指輪を強奪して売りさばこうとしていた。
Sries.218Aingavite Baa 【赤い水】
ヴァンペルトとチョウが麻薬課の応援に行った先で、記憶喪失の女性を発見。付近では3人の遺体が発見され、彼女は銃弾が頭をかすって気絶、3人と共に捨てられていたらしかった。3人のうち1人の若い男性は、女性と同じくIDを持たず、後の2人はIDを持っていてハイキングに来た夫婦だと判明。IDを持たない男は指紋からネイティブ・アメリカンの居留地に住むレナードと判明する。
湖に汚染物質を不法投棄していた土産物屋の店主が犯人。レナードに通報されそうになり殺した。
Sries.219Blood Money 【ブラッド・マネー】
地方検事補のケリーが自宅で射殺体で発見される。侵入した形跡はなかったため、家に出入りできた者の犯行と考える。ケリーの家はリフォーム中で、パトリックはリフォーム業者のシルヴァンを怪しむ。
検事が犯人。検事補に出世を横取りされたことが殺人の動機。ジェーンの違法捜査が法廷で暴かれ証拠が取り消されて雇われた殺し屋はいったん無罪放免になる。殺し屋を雇った真犯人=検事をジェーン自ら弁護人となって法廷で追い詰める。
Sries.220Red All Over 【赤い血だまり】
ハリントン・メディアというテレビ局や新聞社など複合メディア社の新CEO就任パーティーで、前CEOハリントン氏の息子ザンダーが殺される。ザンダーのオフィスから新聞社のリストラ案のファイルがなくなっており、パトリックはそのファイルを盗んだ女性記者ヘザーを発見する。
CEOハリントンが犯人。自分の妻が長男と浮気していると勘違い。実は次男が浮気相手だった。カルト教団にも嫌疑がかかる。
Sries.22118-5-4 【赤い鼻の恐怖】
若い男性がピエロ姿の人物に銃で撃たれて死亡。被害者はノア・バリケットと判明。被害者は右手の人差し指を切り取られていた。この日、事件現場周辺では、ある映画のピエロ役のオーディションにやってきたピエロ姿の人物が大勢おり、犯行は計画的と思われた。
『妻が僕を殺した』。暗号が解ける万能鍵を作った天才科学者と凡庸な妻。犯人はやはりもっとも身近にいるのだ。
Sries.222Red Letter 【赤いメール】
国際人権会議で、人身売買の阻止に活躍していた活動家、ヘクター・ブラヴァが演説前に殺される。CBIが現場に到着するが、そこには地元警察のアドバイザーとして、以前にパトリックと会ったことのある、霊能力者クリスティーナ・フライが来ていた。
クリスティーナ・フライ(霊媒師)登場。犯人は5年間人身売買を阻止する仕事をしながらブラバの娼婦斡旋をさせられていた秘書。
Sries.223Red Sky In The Morning 【夜明けの赤い空】
女性が殺害される映像がネット掲示板にアップされる。事件現場の壁にスマイル・マークが描かれていたことから、レッド・ジョンの仕業と思われたが、現場を見たパトリックはレッド・ジョンではないと考える。クリスティーナは、女性は最近殺され遺体は水のそばで見つかると予言。パトリックは捜査に口出しするクリスティーナにあきれる。
●レッドジョンはクリスティーナがテレビ出演した際のインタビュアーを殺し、そして最初の殺害犯を追って拘束されたジェーンを助ける。その際「虎よ虎・・」を耳元でささやき、クリスティーナはお前を愛していると伝える。クリスティーナは姿を消したまま。
Sries.31Red Sky at Night 【夕焼けの空】
町の有力者、ダブリンが誘拐され、運転手が3発撃ち込まれ、殺されているのが発見される。折しもCBIには局長バートラムが就任したばかり。パトリックはバートラムをうさん臭く思い、クリスティーナが誘拐されたショックからも立ち直れないまま、捜査協力を断る。
犯人は運転手の別れた妻の内縁の夫。娘をめぐって確執が生じ恨みが募って殺した。運転手だけを殺すと自分が疑われるのでダブリンも一緒に殺し誘拐に見せかけて遺棄した。
Sries.32Cackele-Bladder Blood 【赤い血潮】
パトリックの死んだ妻の弟、ダニーから突然ある晩、電話がかかってくる。呼び出されたKラム投資のビルにパトリックが行くと、そこに死体があった。落ちていた凶器にダニーの指紋があったら…と、指紋を拭いていると、ダニーの通報でそこに警官がきて、パトリックは逮捕されてしまう。
殺された男の妻が犯人。愛人との浮気を知り強盗に見せかけて夫を殺し、ダニーに罪をきせた。
Sries.33The Blood on His Hands 【血まみれの手】
川で女性の死体が発見される。その現場に、失踪人捜索課からクリスティーナの手がかりが発見されたとパトリックに連絡が来る。ラジオ番組に電話してきたクリスティーナの声で、逆探知で住所が分かる。そこにはレッド・ジョンのマークと人形だけが残されていた。
●犯人はビジュアライズの幹部。彼女との不倫関係をばらされそうになって殺した。ビジュアライズのスタイルズはレッドジョンからのサプライズだといってクリスティーナ・フライの居場所をジェーンに教える。クリスティーナは戻ってくるが記憶を失っている。自分はすでに死んでいると思っている模様。
Sries.34Red Carpet Treatment 【レッド・カーペット・トリートメント】
えん罪だとして釈放されたばかりの男ヘンリー・ダールが、頭の形も残らぬほど頭部に被弾してモーテルで遺体で発見される。パトリックは徹夜でレッド・ジョンを追っていたこともあり、ヘンリーはどう考えても残忍な異常者だと見抜き、早々に部屋を出て車で寝る。その様子を「裁判TV]のカレン・クロスらが撮影し、テレビで大々的に流す。
犯人は高校時代の恋人の夫。最初はヘンリーの被害者の夫かとおもわせるがこの男は死んだあとに顔を撃っただけだという。ヘンリーが出所してすぐ妻が会いに行くことを事前に知り、モーテルで撲殺。死因がどちらかがはっきりしないことや殺されたヘンリーが極悪判だったことなどを考慮し二人とも不起訴になる。
Sries.35The Red Ponies 【レッド・ポニー】
路地で騎手ビル・サットンが撲殺されて見つかる。遺体のポケットには「許してくれ」と書いた紙ナプキンと指輪。別れた恋人のデリンダに宛てたものだった。恋人のデリンダに聞くと、契約が決まったお祝いに行こうと出かけたところ車の接触事故を起こし、高圧的な態度の相手に怒って、相手をボコボコにしてしまったのだという。
犯人は馬主。双子の馬を使ってオッズを操作していたのがばれて殺した。
Sries.36Pinc Chanel Suit 【ピンク・シャネル・スーツ】
ポーリーン・フィッツジェラルド連邦判事の家で、ポーリーンの母エセルの通夜の日、娘アビーが失踪し、アビーの恋人オースティンが刺殺されているのが見つかる。ポーリーンは以前ネオナチのリーダー、タッブスに重い刑を下したことからネオナチの嫌がらせに遭っていた。
犯人は主治医。アビーにドラッグを与えて誤って殺してしまったのをオースティンにとがめられ、通報されそうになったので殺してしまった。オースティン殺害はアビーがやったことにしてアビーの遺体は自分の部屋のクローゼットに隠していた。
Sries.37Red Hot 【レッド・ホット】
ヘリコプターの会社を持っているユーリ・バジョーランに殺人予告が入ったことで、解決のため、ある有力筋から派遣されるジェーンとリズボン。その有力筋とは去年、彼らの容疑者になることを自ら楽しんでいた大富豪、ウォルター・マッシュバーンだった。ユーリと一度、部屋に入ったウォルターはふと思いつき、リズボンに次に会う約束を取り付けようと出てきたところ、ユーリの部屋が爆発し……。
犯人はユーリ。爆発は自分が死んだと思わせるトリック。マッシュバーンを殺そうとその後もしかけるが失敗。リズボンはウォルターに一晩だけ付き合う。『ダーティーハリーの一晩だけのお相手か』・・・笑える。
Sries.38Ball of Fire 【火の玉】
果物を買いに出たジェーンが誘拐され、果物屋の主人は誘拐犯に射殺される。目撃者は2人。うち1人の女性は、恐らくアリゾナプレートの車が北に逃走したと証言する。誘拐犯も肩に被弾しており、ジェーンが懐柔しようとするが……。
目撃者の一人が実は犯人だった。ボーマンの娘レイチェル。父親がジェーンによって捕らえられ刑務所で死んだ。
Sries.39Red Moon 【赤い月】
田舎町の果樹園で3人が殺される。うち二人は保安官代理、一人は地元の消防士トッドの婚約者だった。ジェーンは3人の殺し方がそれぞれ違うことと、死体の配置に美学があることに興味を持ち、捜査を担当すると言う。トッドは「犯人はこの手で殺す」と宣言し、リズボンを早速うんざりさせる。
●連続警官殺しの犯人はトッド・ジョンソンだった。異常性に気づいた恋人キーリーも殺した。彼は死ぬ間際に「虎よ虎」と言う。それってレッド・ジョンと関係あり?サイコパスってみんな仲間なの?
Sries.310Jolly Red Elf 【赤いサンタクロース】
サクラメント旧市街でサンタクロースの扮装をした男がアパートから落ちて死亡。ポケットには遺書らしきカードが入っていたが、ジェーンは男が酒臭いことから「他殺」だと言い切る。実際の死因は墜落死だが、血中には致死量のアルコールがあった。つまり放っておいても男は死んだのだった。
内部捜査官ラローシュ登場。トッドジョンソンが取調室で焼かれて死んだ事件を捜査。サンタクロース殺害はアルコール依存治療施設の看護婦が犯人。
Sries.311Bloodsport 【血まみれのファイト】
総合格闘技の試合で、ラウディとマニーの試合中に女性の死体が発見される。女性は2人の試合を取材中だったシャーロット・ミッチェル。物は取られておらず、乱暴もされていないのでジェーンはすぐ「試合絡み」と決めつけて両陣営に聞き込み。失礼な態度を取ってすぐに追い出される。
マニーの血液検査の結果髄液がもれていることを知ったシャーロットがマニーのために試合を中止するようオーナーに進言。公表を恐れたオーナーが殺害。○ラローシュの内部捜査は陰湿。
Sries.312Bloodhounds 【ブラッドハウンド】
車のスクラップ場で女性の遺体が2体発見される。死亡推定時期は1週間違っていたが、同じ凶器で撲殺の手口も同じだった。今回、FBIから派遣されてきた意思決定科学の専門家モンタギュー博士が捜査顧問となり、10年前の連続殺人犯「ケイブマン」の仕業だと断言。彼女の説明だとケイブマンは女性2人を1週間間隔で殺し、女性同士に接点はないとのことだが、ジェーンは、女性同士は知り合いだったと言う。
ソーダ工場の経営者と被害者のいとこが犯人。ソーダに入れていた添加物が有害物質だったことを公表されるのを恐れてケイブマンに似せた殺し方をした。犯罪統計学の女博士登場。ジェーンに翻弄される。ところで容疑者の一人、路線バスの運転手役はグリムのモンロー役(サイラス・ミッチェル)だった。
Sries.313Red Alert 【レッドアラート】
クレインクリークという田舎町で女性の射殺事件があり、CBIが出動。リズボンはバートラムから逐一報告しろとクギを刺される。町長が今度、下院議員に立候補するというので裏で政治的な動きがあったのだ。殺された女性アンバーはドキュメンタリー作家で、町長の選挙公報ビデオを撮影中だった。リグスビーは「案外、楽に片付くかも」と言うが、リズボンにとって「楽に片付く」という言葉には必ず面倒が起こるというジンクスがあった。
警察署長が犯人。最初の殺人の際に証拠のビデオを改ざんしたことに気づいたアンバーも殺害。町長からバートラムに圧力がかかり識見を奪われそうになるがリズボンはマスコミをリークして識見を取り戻す。
Sries.314Blood for Blood 【血には血を】
証人保護プログラムを受けていたジャスティン・デジョージの護衛に、連邦保安官と共同で当たっていたヴァンペルト。ジャスティンは娘のトリーナと共に保護されていた。ヴァンペルトは夜の見回り中に誰かに殴られ気絶。その間に家の鍵は開けられ、証人は殺されていた。トリーナは家の外に隠れていたのが見つかるが、事件の記憶を失っており……。
共同で護衛していたゴーマン保安官が犯人。刑務所にいる殺人犯に雇われていた・・・と思いきや、本当の犯人はトリーナだった。リズボンはトリーナの自白を見逃すことにした。○バンペルトはFBI捜査官クレーグにプロポーズされる。
Sries.315Red Gold 【血の金脈】
金脈があると噂になった場所で射殺体が発見させる。被害者はリック・ルーミス。レイオフされて、息子ジェフと恋人シェリルと共に移住してきて、金の採掘に夢中になっていた男だった。息子が大学に入るための資金も使い込んでおり、もともとは仲の良かった親子だが、最近ぎくしゃくしていたと言う。リズボンは最初の現場検証の時に足をくじき、代わりにハイタワーが現場に出る。しかしなぜかハイタワーはみるからにピリピリしていた。
道具屋のディーンが犯人。金の鉱脈を発見したリックを殺害し、自分のものにしようとしていた。それに気づいたアトウッドも殺害。○ハイタワーは離婚寸前。子供をリズボンに預けて初めてジェーンと現場に。
Sries.316Rid Queen 【赤の女王】
緊迫するCBI。ジェーンの部屋に容疑者が立てこもっていると言う。銃を突きつけられて出てくるジェーン。その容疑者とはハイタワーだった! 一体なぜ、そのようなことになってしまったのか?
●考古学博物館で考古学者のモンテロが殺されていた。ハイウェイパトロールのランスハワードはハイタワーの恋人だった?ラローシュはトッド殺し(3-9)の被害者であるハワードと深い関係にあったハイタワーを疑っている。そしてモンテロはトッドとつながっていたことが判明し、モンテロの殺害現場からハイタワーの指紋がみつかる。ジェーンは一連の殺人がレッドジョンのしわざであると推測し、ハイタワーを家族の元へ逃がす。
Sries.317Bloodstream 【血流】
ゴルフ場で殺されていた男性は医師のマイカ・ニュートン。ジェーンは見ただけで殺人犯は医師と断言。ハイタワーが逃亡し、リズボンらの上司にはラローシュが就任。反抗的なリズボンを降格し、チームのリーダーにチョウを指名する
鎮痛剤を盗んでいた麻酔医が犯人。被害者にみつかって殺した。
Sries.318The Red Mile 【レッド・マイル】
郊外で男性の死体が見つかる。検視官事務所に派遣されてきた監察医は、今まで四角四面な対応でジェーンのからかいの対象だったシュタイナー医師。しかしその後、遺体を乗せて先に殺害現場を出たシュタイナーらの車が襲われ、遺体が盗まれる。シュタイナーはジェーンに近づき、捜査に参加したいと申し出て、ジェーンは承認する。
犯人は男性の義理の母。宇宙人に拉致されたというこの男性は義理の母の反対を押し切ってそれを世間に公表し財団を作る計画をしていたが、名家の恥じになると義母は大反対。銃で黙らせた。シュタイナーの最期を看取ったジーンの優しさに少しほろっとする。
Sries.319Every Rose Has Its Thorn 【綺麗なバラにはトゲがある】
マリーナで高級結婚相談所のCEOジョン・フリンが射殺され、海に落とされているのが発見される。ジェーンは一瞥して財産絡みだと断言。その後、結婚して1年の若く美しい妻エリカを見ると「彼女が殺した」と決めつける。しかしエリカには、犯行時刻にサラという会員の面談ビデオを録画していた動かぬアリバイがあった。
妻のエリカが犯人。面談ビデオにはトリックがあった。
Sries.320Redacted 【ジェーンに赤信号】
電子機器の修理店で店主テッド・フィッシャーが死んでいた。店内はくまなく荒らされており、その翌日、テッドとガールフレンドのヘザーが住んでいるアパートも荒らされていた。テッドもヘザーもボランティア活動に精を出しており、テッドは店を買う前は海外協力隊でボランティアをしていたのだとヘザーは言うが、調べるとテッドが協力隊にいた記録はない。ジェーンは犯人はまだ目当てのものを見つけていないから店に戻ってくると断言する。
ガールフレンドのヘザーが犯人。フィッシャーが預かっていた200万ドルを山分けしようと持ちかけたのにそれに同意しなかったため殺した。一方ジェーンはラローシュの持っているリストをプロを雇って盗もうとしたが失敗。リズボンが起訴を取り下げさせるため彼を殴った。
Sries.321Like A Redheaded Stepchild 【赤毛の継子のように】
ハングツリーの町で、郊外のカーソン刑務所に勤める看守ウォルトン・パーセルが殺害されていた。夜遅く、女性もののネックレスを買った後に殺されており、ネックレスは現場に残っていた。また、殺し方は、刑務所内で囚人が手製の武器で殺す、何度も刺すやり方だった。ジェーンはまず、付近に住む元受刑者が怪しいと言う。その中にリグスビーの父スティーヴがいた……。
受刑者が刑務所から洗濯物にまぎれて出てきては窃盗を繰り返していた
Sries.322Rhapsody in Red 【ラプソディー・イン・レッド】
サクラメントで地元オーケストラのコンサートマスターを務めていたエレノアがバス停で殺される。ベンチの横にはアジサイの花びらが1枚落ちていた。ジェーンは目撃者の中から怪しい男を名指しし、男は逃走。そしてチョウはその現場で少年に車を奪われてしまう。
コンサートマスターの座を恋人にプレゼントしようとしたオタッキーなデブ
Sries.323Strawberries and Cream:part1 【ストロベリー・クリーム1】
サクラメントのガススタンドで、消費者金融「キャッシュ・イン・モーション」で5万ドル奪って逃げた、体に爆弾を巻いたディンクラーが発見される。警官が銃を向けると男はその場で爆発。「キャッシュ・イン・モーション」からディンクラーが盗んだのは5万ドルと、会社の顧客データを入れたCD2枚だった。ジェーンが店に行ってみると、金庫の中には残っている金の方が多いくらいだった。
キャッシュインモーションの店主が犯人。目的は金ではなかった
Sries.324Strawberries and Cream:part2 【ストロベリー・クリーム2】
逃亡していたハイタワーが出頭して無実を法廷で争う、とジェーンに告げに来た。ジェーンはチームの皆に今までの経緯を話し、ハイタワーの護衛を頼む。そしてハイタワー以外の容疑者4人の名前を入手、容疑者全員に「パシフィック・パームズ・ホテルにハイタワーがいる」と情報を漏らすが、それぞれ違う階の部屋番号を伝える。そのどこに殺し屋が来るかで、誰がレッド・ジョンの手先かが判明する仕組みだった。
●レッドジョンをしとめたかとおもいきや!
Sries.41Scarlet Ribbons 【緋色のリボン】
事件から2日後、モールで「レッド・ジョン」と名乗る男を射殺したジェーンの裁判が始まる。ジェーンは弁護士をつけず、検察側が提示した保釈金百万ドルをそのまま承諾し、刑務所にとどまっていた…。
刑務所内で保釈金を稼ぐジェーン。出所してレッドジョンの偽者の正体を暴く
Sries.42Little Red Book 【赤い手帳】
ジェーンはコンサルタントとしてCBIへの復帰を許され、バートラム局長からレイ・ハフナーという捜査官が率いるチームに参加するよう言われる。一方、停職処分中のリズボンは自宅でリハビリに励み、リグスビーは一時的に警備の仕事に配属され、ヴァンペルトは効果に疑問を抱きながらもカウンセリングを受けていた。
ハフナーはジェーンにはめられてリズボン復帰
Sries.43Pretty Red Balloon 【赤いバルーン】
9歳の少年コナーの誘拐事件が起きる。ジェーンらは被害者の母親ベスに指名されたのだが、ベスはジェーンの昔の顧客だった。今もジェーンをサイキックと信じるベスは霊視でコナーを捜させようとする。リズボンは捜査の混乱を避けるためにジェーンを捜査から外そうとするが……。
少年を誘拐したのは叔父だった。善人に見えるやつが犯人
Sries.44Ring Around the Rosie 【赤いバラの庭で】
移民政策の改革を訴える市長が率いるデモのさなか、路地で身元不明の男性が殺されているのが発見される。連絡を受けて現場に向かう途中で、ジェーンは不穏な目つきで市長を見つめる男に気づく。
市長を狙った犯人を追い詰める
Sries.45Blood and Sand 【血と砂】
サンフェリックス島のビーチに若い女性の遺体が流れ着く。女性にはレイプされた痕があり、CBIが出動。島の住民らは当初、知らない女性だし、本土か海で落ちて流れ着いた遺体だろうと言うが、ジェーンは自らの実験から、女性の遺体はこの島で捨てられ、犯人は島にいると断言する。
犯人は昆虫学者・・・ではなく腕を怪我して本土に治療に行った帰りの性的異常者だった
Sries.46Where in the World is Carmine O'Brien 【カーマインの行方】
カリフォルニア州フェアモントでグリーン署長の遺体が発見される。リズボン達はグリーン署長の自宅を調べに行く。すると、何者かが家の中を探っていた。なんとそれは、リズボンの弟トミーだった。
リズボンの弟を思うやさしさにほろっとする
Sries.47Blinking Red Light 【点滅するレッドライト】
フレズノ近郊で連続殺人犯「サンホアキン・キラー」による新たな犠牲者が出る。ジェーンは、サンホアキン・キラーを最初の事件から追っている事件記者ジェームズ・パンザーに興味を引かれ、個人的に捜査協力を求める。
●パンザーはレッドジョンに殺される!
Sries.48Pink Tops 【雑なマニキュア】
クラブの外で女性が射殺された。いち早く駆けつけた刑事ヘンダーソンが「地元のクラブ通いの女が売人に撃たれたんだ」と決めつけるのにジェーンは疑念を感じる。
被害者は麻薬潜入捜査官。犯人は同僚
Sries.49The Red Shirt 【赤いスウェット】
引退した元花形クォーターバックのドク・ドゥーガンが自分の店の前で車に乗り込んだところ、爆弾が仕掛けてあり爆発。ドクの代理人アレックスとマネージャーのスティーヴも、その場面を目にしており、2人は「現場から逃げた男がいる」と証言。ジェーンは死体の指にチャンピオンリングがないことが気になり……。
犯人はドクの代理人アレックス。
Sries.410Fugue in Red 【赤のフーガ】
消防士ポール・サターフィールドが殺害された。その現場付近をジェーンが捜索していると、突然背後から何者かに襲われ、湖に沈められてしまう。救急隊の手当てで一命は取り留めるが……。
犯人は消防士が救った男。家の金庫に隠し持っていた大金がキー
Sries.411Always Bet on Red 【いつも赤に賭けろ】
サマーの紹介で、殺人予告を受けた大物離婚弁護士クリークがサンフランシスコにCBIを呼びつける。リズボンらが待ち合わせ場所のボートに着く直前、ボートが爆発し……。
離婚弁護士の同僚の中に犯人がいる
Sries.412My Bloody Valentine 【血に染まったパーティー】
国有林そばの別荘で射殺体が発見された。被害者はガブリエル・ポルチェット・ジュニア。ギャングのポルチェット・ファミリーの長男だ。娼婦を集めてパーティをしていた最中に殺された。ヴァンペルトは目撃者の娼婦ジャンペンを連行して車を運転するが、途中で殺し屋マルケットに襲われ、逃走するうちに森林の中で道に迷ってしまう。
ギャングのボスの後釜を狙う男が殺し屋を雇って長男を殺害。娼婦も殺し屋の共犯(というか主犯?)
Sries.413Red is The New Black 【赤は新たなスタンダード】
中国系の貿易商リューがロフトを貸していたウィック・シーセンズが殺されていた。ウィックは2年前まではファッション界のトップデザイナーだったが、酔って業界人の悪口を言うさまをネットにアップされ、干されていた。ジェーンたちはウィックがおととい口論していたというデュバルに会う。
被害者の口の中にあった羽が手がかりになる
Sries.414At First Blush 【赤いワインの香り】
ワイン生産家のイヴ・マルベリーがダンス教師カルロス・ルイズを殺した罪で裁判にかけられ、まもなく評決が出ようとしていた。裁判所でマスコミに囲まれるイヴの姿を見てジェーンは彼女は無実だと確信。リズボンと共に調査を開始する。
ワイン生産家の協同経営者が犯人。
Sries.415War of the Roses 【バラ戦争】
サンフランシスコ駅でナタリー・ギベッキが殺された。彼女が少年更生施設のカウンセラーだったため、市長が施設の理事であるつながりでCBIが呼ばれた。ジェーンはナタリーの死体を見て、不倫相手とのデートに行く途中だったと見抜く。そこへ以前逮捕したエリカ・フリンから電話がかかってくる。
犯人が誰だったかよりエリカが脱獄できてしまうシステムに疑問が残る
Sries.416His Thooughts Were Red Thoughts 【彼の赤い企み】
ブレット・スタイルズ率いる「ビジュアライズ」を糾弾していた反カルト活動家のゲイブ・メドウズが殺された。現場からは急いでパソコンだけが取られた跡があったが、指紋は念入りに拭き取られていた。殺人犯と、現場の証拠を消した者は別だと気づいたジェーンは……。
これまた後釜狙いの殺人。
Sries.417Cheap Burgundy 【ワインレッドの殺人】
ジェーンはFBIのダーシーの捜査にかり出される。被害者の家族に副知事とのパイプがあり、「最高の者を捜査に当たらせろ」という命令だと言う。リズボンは心配するがパトリックは面白がってダーシーについていく。
ダーシーは曲者。ジェーンはレッドジョンの仲間だと言い出す。この関係はシリーズをまたいで続く
Sries.418Ruddy Cheeks 【赤いお茶】
男性の遺体が発見される。アーチャー・ブラドックという資産家で、妻と2人の子供がいたが、骨のガンで余命わずかだったことが判明。妻のヘレンは2か月前にアーチャーと結婚したばかり。彼女もまた末期ガンで寝たきりの状態で、アーチャーとはガン患者の支援団体を通して出会った仲だった。ジェーンはブラドック家のキッチンで、強烈なにおいのするお茶を見つける。それはアーチャーの遺体にも染みついていたにおいだった。
"アーチャーの息子、自然治癒療法の主催者、最新治療のクリニック,妻のヘレンのいずれか。ヘレンは実は仮病で保険金詐欺。"
Sries.419Pink Champagne on Ice 【冷やしたピンク・シャンパン】
ハイウェイでライアン・デステファノという男の射殺体が発見される。ジェーンはそのカジノで旧友のマジシャン、ジャック・ヘリオンがショーをしているのに気付いて見に行くが、ヘリオンは全然実力が出せておらず、ジェーンのヤジに容易にぐらついていた。さらにジェーンが「デステファノを知っているか」と聞くと明らかにウソをついた。
マジシャンと組んで犯人をあぶりだすトリックを仕掛ける
Sries.420Something's Rotten in Redmund 【レッドマンド高校で何かが腐っている】
高校の野球場で、若い男性教師マクティアニーが鈍器で撲殺されているのが発見された。評判のいい教師だったが、持ち物から、生徒から届いたらしき「大嫌い」と書かれた手紙が発見される。その後、全校生徒を集めた追悼集会でジェーンが「誰が書いた?」と生徒に問いかける。1人だけ周りを見回さなかったレイチェルだと分かり、リズボンが事情を聞くと……。
マクティアニー先生は正義感あふれる熱血教師。演劇部の顧問女教師が生徒と恋愛関係にあるのを目撃し告発すると言ったので女教師に撲殺される。
Sries.421Ruby Slippers 【ルビー色の魔法の靴】
路地裏で、車に手錠で縛られて焼かれた死体が発見される。近くには折れた赤いヒールがあり、ドラッグ・クイーンのショーを見せるキャバレーがあった。ヒールの持ち主はグレンダという黒人の大男。現場からは指紋が沢山採取されており、犯人はすぐに分かるかと思われた。
同性愛ネタ。自殺に見せかけたトリックに赤いヒールが絡んでいた。したがって犯人は本人。
Sries.422"So Long, and Thanks for All the Red Snapper" 【さようなら、今まで赤魚をありがとう】
サンタマルタのビーチで26歳のセミプロサーファー、ジェイ・バナーが行方不明だとルームメートから通報があり、その後遺体で発見される。リズボンとジェーンはジェイが務めていたサルベージ会社に聞き込みに行くが、そこの経営者はリズボンの元カレ、グレッグだった。
沈没船の財宝を見つけて潜水夫としてジェイを雇った男が犯人
Sries.423"Red Rover, Red Rover" 【赤いかくれんぼ】
ジェーンの妻と娘の命日。墓参りに行くジェーンの車のワイパーに「記念日を祝って」というカードがあり、墓にはレッド・ジョンの伝言を持った少女が会いに来る。
●番宣で使われたシーン。いよいよレッドジョンが近づいてくる
Sries.424The Crimson Hat 【赤い制服のウェイトレス】
リズボンらの元に、至近距離から顔面を撃たれた男の死体の通報。歩きで来るとは考えられない場所で、身元が分かるものは何も持っていない。リズボンは旧知の検視官に、ジェーンがベガスで逮捕されたことを聞く。
●レッドジョンをおびき出すための仕掛けにしては穴が多すぎる。後付のシナリオか?鍵を握るローレライはシリーズ5でどうなるのか
Sries.51The Crimson Ticket 【赤いガラス玉】
FBIとCBIは手打ちし、両者の協力潜入捜査によってウェインライトは殉職したが、ローレライを逮捕したと発表。ローレライの身柄や、CBIが新しく捜査することになった2人の殺人事件についてもCBIとFBIが対立する。
宝くじが当たって大喜びした女性がたまたま修理に来ていたPC修理工と争いになり修理工は死亡、女性は仮死状態、通報により訪れた巡査が当たりくじを知って彼女を殺害した。一方ローレライはFBIに捜査権を奪われ身柄を拘束されるが、留置所には別人が収監されていた。
Sries.52Devil's Cherry 【血染めのダイヤ】
62歳のダイヤの研磨師ヴィクターが自宅で遺体で発見される。ジェーンはキッチンへ行き、シンクにある使用後の茶葉でお茶をいれて飲む。お茶を飲んでいると庭の蝶が目にとまり、飛んでいく蝶を追いかける。その蝶は隣家の2階にある寝室の前を通り過ぎる。その後、鍋から音が聞こえてくる。中にはウサギが入っていた。
ジェーンの娘シャーロットが幻覚となってあらわれ犯人につながるヒントを与えてくれる。犯人はダイヤの研磨師助手・・・ではなく隣家のおばさん。
Sries.53Not One Red Cent 【金庫の赤い血】
ジェーンが靴底を張り替えに修理店に行くと、その向かいの銀行に強盗が入る。強盗は金庫室で大金を盗み、出ていく前に、金庫室を開けさせた副支店長アーニーを撃ち殺していた。ジェーンは金庫室の奥にある貸金庫室のドアが開いていたことを不審に思い、強盗は金だけではなく貸金庫の何かも盗んだのかと推測する。
銀行強盗の内通者はアーニー。そして彼を殺したのは同僚でフィアンセのナンシー。事前に強盗を知り騒ぎにまぎれて殺した。自分を裏切りブラジルへ逃げようとしていたから。
Sries.54Blood Feud 【血の抗争】
カーソン・スプリングスの町外れで撃たれた男の遺体が発見される。現場に駆け付けたリグスビーは、近くの小屋で胸を撃たれた父親スティーヴを見つける。スティーヴは病院に運ばれ一命を取り留めるが、弾は心膜に食い込んだままで、予断を許さない状況だった。
ギャングの抗争を利用してお互いをつぶしあうよう仕向けるため、中立地帯といわれるジムのオーナーが双方のメンバーを殺していたのだった。リグズビーの父は無関係。
Sries.55Red Dawn 【赤い朝焼け】
ジェーンがCBIに雇われるまでの前日譚。数年前、妻子を殺された後、行方をくらませていたジェーンはボロボロの格好でCBIへ。レッド・ジョンの捜査の担当がサクラメント警察からCBIに移ったと聞いたのだと言う。だが当然追い返される。
ジェーンの初仕事。判事の息子が殺された。犯人は判事と取引をしていた刑事。ジェーンは手製のタロットカードで犯人を当てた。
Sries.56Cherry Picked 【赤ワインとピザ】
住宅街で警備員の射殺体が見つかる。住民から情報を集めている際に、ジェーンは携帯ばかり気にしている男に目をつける。男はアイザックと言い、遠出した兄夫婦マーカスとペラのために郵便物をチェックしにきたと言う。
犯人は誘拐された夫婦の妻のほう。浮気相手に誘拐させ金持ちの友達から身代金を奪う計画。ジェーンが見破り計画は失敗におわる。
Sries.57"If It Bleeds, It Leads" 【茜色の転落】
崖から車が転落する。事件は死亡事故として処理されそうになるが、車内を見たジェーンが、バッグがなくなっているので殺人事件だと断定。実際、キャシーの車のブレーキ・ワイヤが切られていた。キャシーはニュース記者だが、以前の取材でレース場での犯罪をスクープし、その犯人ヤンツに恨まれ、局には脅迫状が届いていた。
犯人はニュースキャスターのエド・ハント。でも実際の犯人は大物実業化トミー・ボルカー。エドをそそのかし、まだ息のあったキャシーに止めを刺すよう殺し屋を雇った。証人のアマンダも殺される。平行してジェーンはローレライの脱獄計画を進めている。
Sries.58Red Sails in the Sunset 【夕陽に包まれた船】
ジェーンはスタイルズに手を回してもらい、ローレライを脱獄させる。ひそかにトラックに乗せられ砂漠で下ろされたローレライ。そこへジェーンがダイナスティに乗ってやってくる。ここに来る前にジェーンは、シトロエンを運転していたところを、ローレライとその仲間に拉致されたと見せかけるために、シトロエンを駐車場に止め、リズボン宛てのメールを携帯に残し、窓ガラスを割って立ち去っていた。
そもそもレッドジョンから守るために拘束していたはずなのに、まったく口を割らないことがわかって、結局はレッドジョンの元へ返すことにする。それっておかしくない?
Sries.59Black Cherry 【ブラック・チェリー】
元ギャングで今は不動産会社のレムが死体で発見される。イニシャル入りのカフスボタンが片方なくなっていた。会社へ行くと元同僚たちは特に悲しんでいる様子はなく、支店長や他にも犯罪歴がある社員がおり、レムのことも更生プログラムから採用したことが分かる。レムの妹ジュリアナは犯人が兄が元いたギャングの仕業だと思っていたが、リズボンたちには黙っていた。
レムはギャングを抜けようとしたため、ギャングの一味から暴行を受けたり車を盗まれたりしていたが、殺人犯はギャングではなく同僚。
Sries.510Panama Red 【パナマ・レッド】
ロッククライミングジムで背中を撃ち抜かれて死んでいる男が見つかる。被害者はジェレミー・リース。強盗を疑い自宅を調べると金庫が見つかる。金庫には鍵が刺さっていた。金庫を開けると中には何も入っておらず、ジェレミーを殺した犯人が中身を盗んだと思われた。ジェーンは部屋にあったパズルの箱が解決のカギだと考える。
犯人は大麻栽培場主。パズルの箱に入っていたのは医療用麻薬研究所のカードキー。ジェレミーが開発した大麻の純粋培養種を研究所から持ち出すように仕掛け、それを奪って殺した。ただし盗み出した種はすでに研究所の同僚によってすりかえられていた。
Sries.511Days of Wine and Roses 【ルビーのネックレス】
麻薬取引が盛んにおこなわれる公園で、若い女性モデルが頭から血を流して死んでいるのが発見される。議員を父親に持つチャーリー・コーツという女性で、コカイン中毒を克服するためリハビリ施設に入院中だった。両親の話から、チャーリーが母親のルビーのネックレスを盗んだ疑いのあったことがわかる。だが母親は娘を信じるあまり、ヒスパニック系のメイドの責任だとして、そのメイドをクビにしていた。
リハビリ施設の担当医ジョアナ・ライブが犯人。借金まみれで高額なネックレスを盗むために殺した。
Sries.512Little Red Corvette 【小さな赤い車】
解体業者が男の遺体を発見する。被害者はホレイショ・ジョーンズと判明。ジョーンズはヴォルカーのエネルギー会社VNXの地質学者で、2ヵ月前の大陪審でヴォルカーに不利な証言をするはずが行方不明になっていた。リズボンはヴォルカーが殺害に関わっていると確信する。
ジョーンズ殺害の際それを見ていた9歳の男の子がいたが雇われた殺し屋はその子を殺すことができず知人に預けた。ヴォルカーは後にそれを知り自ら始末しに行くがジェーンたちが間一髪取り押さえる。
Sries.513The Red Barn 【赤い納屋】
エリストンという町にある古い納屋の地下で白骨化した遺体が見つかったとの知らせが入る。遺体は3体あって25年ほど経っており、そばには散弾銃の弾が落ちていた。何気なく納屋から出て、新鮮な空気を吸いに行ったジェーンは、納屋の壁にレッド・ジョンのマークが描かれているのを見つける。
●犯人は獣医の娘。当時ビジュアライズが農場経営に乗り出したが経験に乏しく事業は頓挫した。家畜に対する扱いに問題があるのではないかと疑った獣医(母親)についていった娘が、男に殺されそうになった母親を救うために銃で撃った。そしてその遺体を地下に持って行ったとき、すでに2人の死体がそこに横たわっており、スマイルマークが納屋の壁にあった。
Sries.514Red In Tooth and Claw 【血の生き残りレース】
北カリフォルニア大の自然史博物館の実験室で遺体が発見される。遺体は大量の肉食の虫と一緒に箱に入れられており身元特定が難しかったが、小指の指輪から同大学の院生リンダと判明。犯人は博物館の外に運び出せるよう遺体を骨だけにするために、虫に肉を食べさせていたのだ。犯人は同じ科学者か博物館の職員と思われた。
犯人は博物館の同僚科学者。新種の蛾を発見した被害者の手柄を横取りするために殺した。
Sries.515Red Lacquer Nail Polish 【豪邸に燃える炎】
大富豪エリース・ヴォーゲルソングが、1人で住んでいた豪邸ですっかり灰となって発見される。酔ってタバコを落としたものと検視官は言うが、ジェーンは殺人と指摘、後に死体から燃焼促進剤が見つかり殺人と断定される。
犯人はエリース本人。殺されたのは実は看護士。財産を使い果たして破綻していたが、有金をかきあつめてヨットで逃亡しようとしていた。
Sries.516There Will be Blood 【そこにはやはり血が】
虐待被害者用シェルターを運営するジュリアという女性が、ローレライに殺される。リビングの隠しカメラに一部始終が録画されていた。ローレライの逮捕が優先事項だという国土安全保障省のカークランドは、事件に関する情報をすべて提供するようバートラムに依頼する。
●シェルターの理事レノンがジュリアを助手にしてローレライの妹を誘拐し、レッドジョンに差し出していたのだった。ローレライはレノンを撃ち逃走。レノンは意識不明の重体。そして2週間後ローレライはレッドジョンに殺され、死体が見つかる。
Sries.517"Red, White and Blue" 【赤と白と青】
フォートラニヤン基地駐在の伍長ルーシーの遺体が見つかる。フォートラニヤン基地の連絡係はルーシーが属していた小隊の長であるルイス中尉。ルイスは、ジェーンとリズボンにルーシーと親しかったローズ・サトフィン伍長を紹介する。サトフィンによると、ルーシーは規律をよく守り、細かい人だったため、同じ隊の男性兵士に嫌われていたと言う。
ルーシーが勤めていた診療所のボーマン医師が犯人。薬をごまかして闇で売っていたことをルーシーにみつかりそうになり殺した。
Sries.518Behind the Red Curtain 【赤いカーテンの裏側】
新作ミュージカル「トーチ」の資金集めパーティーの会場であるホテルの914号室から女性が転落死する。死亡したのは「トーチ」の準主役シャロン・ウォーリック。頬のアザと破れた衣服から他殺と思われた。
犯人はプロデューサー。資金集めのための偽装をみつかって口封じ。でもなんか、動機がよくわからなかった。
Sries.519Red Letter Day 【朱に染まる町】
パーシーの町で後頭部を殴られ死亡した男の遺体が見つかる。被害者はホリス・パーシー61歳。町はゴールドラッシュの時代からパーシー家のもので、ホリスが町のすべてを所有していた。
Sries.520Red Velvet Cupcakes 【レッドベルベットケーキ】
ミッシー・ロバーツが自宅の浴室で射殺体となって発見される。胸と足を撃たれていた。ミッシーは専業主婦で夫のキップはラフティングをしにタホへ行っていた。しかしジェーンは部屋の状態などから、2人の関係があまりうまくいってないことや、夫がラフティングには行っていないと推測する。